さて、その間いろいろありましたが、私的一大事といやー小沢健二、日本武道館公演!行ってきましたよ憧れの地、花の都大東京! 人生で3度目の日本武道館へ!!私にとって22年ぶり2度目の小沢健二の日本武道館を目撃しに!!ちなみに残りの武道館一回はボブ・ディランです そして今回、ある小さな決意を秘めてこのライブに臨みました それは昨年のPANTA『クリスタルナハト』全曲ライブ、高橋研さんの28年ぶりの新譜リリースライブ、(小山卓治さんの『はるか』リリースライブ行かないでごめんなさい!←抵抗勢力、面目躍如)に続く“さらば東京”3部作の完結編として(^o^)そう、これを最後に遠隔地のライブ参戦は最後にしようとゆー覚悟で!今後日帰りが可能ならばともかくライブ参戦は日帰り可能な地元近辺、名古屋にとどめようと……まぁ私自身は若者ですから身体もピンピンしてますし、いたって健康体なのですが、それを許さない状況があるとゆーことです 人生いろいろです 悲しいけど……ね(T_T) さて東京でのライブ……過去、いろいろ観ましたねぇえぇえぇえ 今、思いつくままに挙げるとムーンライダーズ、小山卓治、高橋研、遊佐未森、RYTHEM、中島みゆき、PANTA、鈴木祥子、相沢友子、小沢健二、L⇔R、椎名林檎、高橋幸宏、かの香織、大澤誉志幸、AKB48、エルヴィス・コステロ(頑張れ!コステロ!ガン克服だ!!!)、ジェフ・バックリィ、ブルース・スプリングスティーン、グラハム・パーカー、マリア・マッキー、マイク・スコット、ボブ・ディラン、横浜アリーナの宇多田ヒカル……まだ誰か忘れてるかもしれない(^o^)ちなみに回数1位は小山さんではなく高橋研さん(^o^)研さんは長くプロデュース業がメインだった上に、たま~~にやる気まぐれライブが東京のみだった為、研さんの為に10回は東京に行ってる(^o^)で、ここからミニにタコ、いつもの繰りゴト、♪♪何度目の繰りゴトか?またその話かよ( ̄ー ̄)と思われた方はワープ!ワープ!そう、私にとっての武道館といやー当時大大興奮してテレビにかじりついたアントニオ猪木VSボブ・バックランドによる初対決、NWF・WWWFダブルタイトルマッチ60分フルタイムドローの死闘と1984年、吉田拓郎として最後のツアー最終日この日一夜限りの『人間なんて』=吉田拓郎最後の挨拶、メッセージがあった場所……この後のONE LAST NIGHT in つま恋=吉田拓郎の葬式では『人間なんて』は歌われず、まさにセレモニー!拓郎は多くを語らず、ひたすら朝まで歌いまくり消えて逝った……最後の最後、いつ果てるともなく続いた断末魔の雄叫び『明日に向かって走れ』は私の吉田拓郎の一曲!そりゃもう実に感動的だったけど……肝心の武道館に行けなかった私は当時新譜ジャーナルの記事を読んでは激しくため息をついたものでした 私にとってこの武道館とつま恋は“吉田拓郎のオシマイ”としてひとつのセットであり、その意味でつま恋しか知らない私は尾崎豊『永遠の1/2』であります(^o^)そして22年前のオザケンのレビュー96日本武道館!この3つが私にとっての日本武道館ですね はい、繰りゴトおしまい(^o^)私が行ったのは初日の5月2日、生憎の小雨模様でした 席は22年前と同じ2階スタンド席、22年前がほぼ正面だったのに比べるとやや斜めでしたが、まぁ武道館は距離があっても全体がクリヤーで観やすく日の丸もバッチリで(^o^)無問題!!!
1.アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)
2.シナモン(都市と家庭)
3.ラブリー
4.ぼくらが旅に出る理由
5.いちょう並木のセレナーデ
6.神秘的
7.いちごが染まる
8.あらし
9.フクロウの声が聞こえる
10.戦場のボーイズ・ライフ
11.愛し愛されて生きてるのさ
12.東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー
13.強い気持ち・強い愛
14.ある光
15.流動体について
アンコール
16.流れ星ビバップ
17.春にして君を想う
18.ドアをノックするのは誰だ?
19.アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)
20.フクロウの声が聞こえる(5月3日のみ)
ライブは『アルペジオ』ではじまり『アルペジオ』で終わるのですが、いかにこの楽曲が今のオザケンにとって大きな意味があるかを伺わせます そもそもツアータイトルが春の空気に虹をかけ…だしね!意表をつく?いきなりのラップパートから強い圧で歌われちょいとビックリしました 22年前、同じ武道館の終演後のロビーで何処からともなく聞こえてきた女の子の「こんなハイテンションな男生まれて初めて見た」を懐かしく思い出す(^o^)あ…3日は『フクロウの声が聞こえる』が最後にもう一度歌われたみたいです で、文字通りの全曲参加の満島ひかりの芸達者ぶりが物凄い(^o^)歌、演奏、パフォーマンス、演出……何でもござれ やるなー!!!スカパラ、真城さん、一十三十一さん…私にとってお馴染みの方々がいない中、八面六臂の大活躍!!!『シナモン』のこっぱずかしいダサダサ変身ポーズは健在!彼自身によるギターソロがやはり超絶カッコイイのは言うまでもない 服部隆之オーケストラが加わり壮麗な36人ファンクオーケストラ『ぼくらが旅に出る理由』に思わず22年前を思い出し大興奮 『神秘的』今、日本でこれ程の楽曲を生み出せるソングライターが一体何人いるだろうか?……と割りとマジに思う 『いちごが染まる』を歌うオザケンの周囲に4本のポール?を立てて満島さんがテープのようなものでグルグル巻きにする演出は意味不明でした(^o^)頭のイイ人の考えることはよー分からん(^o^)アグレッシブな『フクロウの声が聞こえる』ミュージックステーション出演時、もちろんセカオワとのコラボレーションは大変嬉しかったですが、何が嬉しかったって一番はやはり小沢健二×服部隆之の再会でした あの大感動のレビュー96以来の……ホント感激でした 10~13は『LIFE』好き、当時8センチCD発売日に買っていた私は悶絶 実質メドレーでしたがカットインを繰り返し全曲ほぼフルサイズでした で、ラスト2曲『ある光』『流動体について』遭難ですよ(^o^)この並びで、服部さんのオーケストラをバックにしてのこの光景を目撃するために今回武道館まで足を運んだといってもいい私的ライブの白眉、文字通りのハイライトでした\(^_^)/アンコール『流れ星ビバップ』ホント名曲中の名曲!三谷幸喜さんによる名カバーもようつべでチェックしてね あ、三谷さんAKB48の『RIVER』の名カバーも好きです(^o^)『春にして君を想う』オザケン失踪前、最後のシングル(^o^)当時はその前のシングル『ある光』にばかり目を奪われ(実際、このシングルにもシークレット扱いでくどくどと収録されているのだが……)今回聞き惚れましたね 今や売れっ子で今年上半期のCMキングであらせられる俳優の高橋一生さんが一番好きな曲だそーですが、成功する人間はやはり違う(^o^)よーわかっとる(^o^)今ごろその良さに気づく私はダメなわけですね(^o^)『ドアをノックするのは誰だ?』22年前、同じ武道館でドアノックダンスをしなかった私は今回もしなかった(^o^)そしてオーラスは再びの『アルペジオ』で終了 ツアータイトルのように春の空気に虹がかかったかどーかは正直よーわかりませんが、虹、見ましたよ(滲みましたよ)涙がね(^o^)←うまくねーし そして最後はさすがのオザケン!ライブの余韻に冷めやらぬ、いやいやもっともっととアンコールを求め叫びヒートアップするばかりの我々に魔法的ツアーでもわざわざご丁寧にカウントダウンまでして5!4!3!2!1!日常に戻ろう!!!とステージから投げ掛け姿を消したように今回も5!4!3!2!1!生活に帰ろう!!!と我々に冷や水を浴びせてステージを後にしました カッケー\(^_^)/オザケンライブに必要不可欠とされる?『天使たちのシーン』『さよならなんて云えないよ』『今夜はブギーバック』等が無くても文句無し それだけ今のオザケンには名曲がひしめいてるのだ 実際、私の観てきたここ10年、いや、20年で最高のライブだったし、今後これを越えるライブは果たしてこの先あるのだろうか?レベルの出来だったと思う その予感はあった 一昨年の魔法的ツアーで私の知っているあの頃のオザケンが帰って来たと思えた そして昨年から今年にかけてのシングル攻勢&TV出演の数々で確信に!!! 放たれたシングルのどれもこれも、TV出演のどれもこれもが素晴らしかったのだ まぁたまたま私の好みだっただけの話なのだけど(^o^)しかしながらオザケン好きで、あるいは興味のある方で、ライブをまだ観たことがない方はぜひ、ライブを!!!彼の持つ強靭な魅力が炸裂します CDも映像作品ももちろん悪くはないがオザケンはライブです(キッパリ)で、魔法的ツアーのような少人数編成のシンプルなバンドサウンドもロックでカッチョイーですが、出来れば今回のような大人数編成、オーケストラ&ホーンセクションのゴージャスなステージで!!!!!私に言わせればこれがオザケンですね
文句無しと言ったがちょいとワガママを言えばこの編成での『恋しくて』私はまだ聴いたことがない名曲の誉れ高い『東京の街が奏でる』を聴きたかったかな……その昔シンプジャーナルの大越正実編集長はその休刊に際してその最終号で自らの吉田拓郎のコンサートのレポート記事を載せ、万感の想いを込め最後が吉田拓郎で終われて良かったと語られてましたが、私もこの際だから言いたい小沢健二が最後で良かった(^o^)それにふさわしい素晴らしいコンサート、私には素晴らしいピリオドでした ありがとう、オザケン\(^_^)/
本日の総括回文
話題……快哉!!!あの頃…もろ、この愛!!!再会だわ\(^_^)/
チーン
BGM
遊佐未森『サヨナラ東京』
遊佐未森さんが引っ越しで東京を離れた際の楽曲、昔から大好きなのですよー!!! ホント素敵!!嗚呼……さらば東京(T_T)
太田裕美『魂のピリオド』
私が持っている彼女の唯一の音源 、4曲入りCDから『木綿のハンカチーフ、』再び!!そう、松本隆×筒美京平による無茶苦茶好きな名曲…一応の、まあ終止符、♪句読点てことで(^o^)
サニーデイサービス『東京』
最近、貧乏なので新譜が買えず、聴くのはもっぱら所有CDなのですが、これ昔よく聴いたよな-!!!と思ってたら結構忘れててあーこんなだったなあーと思い出すテイタラク(^o^)半ば新譜聴く感覚に近いみたいな イヤー得した気分←違うと思う そんな名盤セカンドアルバムからタイトル楽曲を
小沢健二『東京の街が奏でる』
いまだに聴いたことがない噂の名曲 今後聴けますよーに!と願いを込めて
ありがとう!オザケン!!ありがとう!&さらば東京\(^_^)/